社内で「ことばのカードゲーム もじぴったん」をしました

こんにちは。
地元に帰ると3秒で訛る成田です。
師走になり、帰省の時期も近づいてきましたが
今回は文字あそびゲーム「ことばのパズル もじぴったん」の
アナログカードゲーム「ことばのカードゲーム もじぴったん」をプレイしてみました。


ことばのカードゲーム もじぴったん
©NBGI
株式会社メガハウス

このゲーム、対象年齢もプレイ時間の目安も
プレイ人数の規定もありません!
自由度が高いです。


◆遊び方
場に出ているもじカードと手札のもじカードを組み合わせて、
単語を作っていくゲームです。
一番最初に手札がなくなった人の勝ちです。

◆カード
ひらがなや長音符(ー)の入ったもじカードが全72枚。
よく使うもじは1~3枚多めに入っています。

◆ゲーム準備
カードをよく切り、1人10枚の手札を持ちます。
残りのカードは山札として裏向きにして場に置きます。
横12マス×縦6マスのシートの中央あたりに
2ヶ所、★印がついているので
山札から2枚とり、表向きにして★印の上に置きます。

◆ルール
上から下、もしくは左から右に読めるように
もじカードを並べて単語を作ります。
一度に何枚手札を出しても構いません。
「か」「は」「よ」などは
「が」「ぱ」「ょ」など、
濁音、半濁音、拗音としても使用する事ができます。

◆プレイログ
今回は浦尾藤原成田の3人で挑戦です。
ジャンケンで勝った人から順番に始めます。
今回最初に場に出たもじは「と」「う」です。


浦尾:すと(スト/ストライキ)
藤原:すとーる(ストール)
成田:たすう(多数)


浦尾:ひたす(浸す)
藤原:たに(谷)
成田:にら


浦尾:むす(蒸す)
藤原:むかう(向かう)
成田:らぼ(ラボ/ラボラトリー)


浦尾:うん(運)
藤原:ひかり(光)
成田:のぼる(上る/登るetc)


浦尾:うめき(呻き)
藤原:ほや(海鞘)
成田:ぼやき


浦尾:えむ(M/笑む)
藤原:やね(屋根)
成田:ぎんなん(銀杏)


浦尾:しか(鹿/歯科etc)
藤原:きれ(切れ/キレ) FINISH!!
成田:きたい(期待/気体etc)  FINISH!!


浦尾:うえ(上/餓えetc)
浦尾:さし(刺し/サシetc)  FINISH!!


「ストール」「向かう」「光」など、
3文字以上の単語を駆使した藤原の勝ち!
よく見ると「かに」「ほるん」「かう」などの単語が
偶発的にできていて、終わった後を眺めてみるのも
ちょっと面白いです。

少し簡単だったから次は制限をつけよう!
という事で、2戦目は
「3文字以上」
の制限を付けてみました。
最初に場に出たもじは「て」「と」
前回勝者の藤原よりスタートです。


藤原:とつか(戸塚)
成田:つかみ(掴み)
浦尾:さてつ(砂鉄)

3文字制限がかかった途端に難易度が上がったのを感じます!
「戸塚」は東京、埼玉、神奈川にある地名です。


藤原:たどつ(多度津)
成田:ふたり(二人)
浦尾:てんし(天使)…いや、てんしゅ(店主)で!

多度津とは香川県の地名だそうです。
本人以外のプレイヤーが知らない単語を
なんの躊躇もなく出す藤原。
そして突然普通の人間になってしまった天使。


藤原:うしみつ(丑三つ)
成田:みつゆ(密輸)
浦尾:たりる(足りる)


藤原:まんが(漫画)
成田:ねぶた
浦尾:パス!

「ねぶた」は我が地元青森の夏祭りです。
そして初めてパスが出ました。
山札から1枚引きます。


藤原:ひまん(肥満)
成田:しゅにく(朱肉)
浦尾:ようし(容姿/用紙etc)


藤原:きどる(気取る)
成田:つりー(ツリー)
浦尾:パス!


藤原:りーち(リーチ) FINISH!!
成田:ひよけ(日除け)
浦尾:パス!

つ、「つりー」出すんじゃなかった…!
藤原がまたも一足先に勝ちました。

このあと1ターンは成田浦尾もパス。
引きが悪い…というよりは、マスが埋まってきて
上手く3文字を置けなくなってくるのです。


成田:まんかい(満開)
浦尾:そーぷ(ソープ)


成田:パス!
浦尾:とりの(トリノ)

成田:そよう(素養) FINISH!!
浦尾:だりあ(ダリア)
浦尾:もんく(文句) FINISH!!


後半になるにつれて難しくなっていった印象です。
私としては長音符をもう1つ持っていれば右下に
「にゅーよーく」で奇跡の4枚出しができたのですが適わず…!
全体的に藤原は多めに文字数を置くのが得意で、
私は自分の手札から出したもじのみで
完結させようという傾向が強く、
浦尾は動詞が多いです。
たった2戦で個人差が出ますね。

もじぴったんのコンシューマーゲームでは、
「なんとなく適当に文字を置いたら知らない単語ができた!」
という事がよくあって勉強になるのですが、
このカードゲームはセルフジャッジなのでそうもいかず、
頭の中の辞書だけが頼りになる所がポイントです。

大人同士では制限を付けた方が
難易度が上がって面白かったです。
他にも「食べられるもの」など色々な制限を付けて
遊んでみると幅が広がりますね。

また、言葉を覚え始めの小さなお子さんの知育玩具としても
楽しめるのではないかと思いました!